こんにちは。
連日暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。水分補給を忘れずに熱中症には気をつけてお過ごしください(^ ^)
今回のブログは、抹茶アイスにはまっている小田切が担当します♪
この写真は夏期休暇中に行われている「ひまわり保育」での写真です。
今回のブログでは、学校法人石川キンダー学圏の靴箱についてお届けします!
なんで靴箱?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、私たちは日々の保育の中で靴を揃えることをお子さまに伝えています。今回のブログでは、靴箱を通して私たちが大切にしていることを大公開します(^ ^)
登園してきたお子さまがまず向かうのは、自分の靴箱です。この場所は、お子さまの1日の“始まりの場所”でもあります。
「靴を脱いで、かかとを揃え、端にぴたっと並べる」。
一見、ほんの小さな行動のようですが、実は「次に靴を履く自分のために整える」「お友だちの邪魔にならないようにする」「場所をきちんと使う」といった、いくつもの優しさや気づきが詰まった動作です。
お子さま方に、ただ「揃えてね。」と伝えるだけではなく、気持ちよく靴を揃えられるように環境作りもしています。
低年齢児クラスでは、靴箱の端に目印となるニコちゃんマークのシールを貼っています。
「ニコちゃんを靴で隠してみよう!」と伝えると、お子さま方は楽しそうにニコちゃんを隠しています。これを毎日繰り返すことで習慣に繋げています。
ぴたっと揃えられた靴を見ると、気持ちが良く、嬉しそうな表情になります。また、上手に隠せると「出来た!」という達成感にもなり、自信にも繋がっています。
また、最近では「○○ちゃんの靴、揃えておいたよ。」と教えてくれるお子さまもいて、誰かのためにそっと動ける優しさに、心が温かくなります(^ ^)
「靴を揃える」ことを通して、自分の心を整え、周囲の人たちを思いやる心を育んでいます。小さなことを丁寧に行うことで「足の裏に合掌」の心が形となって現れる、大切な一歩だと私たちは考えています。
「朝の会」で唱和している「足の裏に合掌」。これは、今日を丁寧に生きる心と、“今ここ”に意識を向けることを、お子さまに分かりやすく伝える、私たちの合言葉です。
毎朝お子さまは、靴箱の前で“レベルアップした自分”に出会っています。
これからも、小さな習慣を大切に育てていけるよう、私たち大人も取り組んでいきます。